アベンズが初めて大阪でライブをやった時にアンケートで「いかにも東京から来ましたという感じで、いけ好かん」という有難いお言葉を貰うほどavengers in sci-fiは東京を象徴するバンドであり、東京をテーマに曲を作らせたら敵う者はいないのである。よくわかりませんが・・・。
Tokyonese Boy ここだけは好きにやらせて!という感じのイントロの衝撃から始まり、、テクノポップなベースラインにビッグビートなドラムロールが高揚感を煽り、相反してそれに乗るのは無機質なボーカルでこれがまた絶妙な配合感、、絶妙に感じてしまうのは歌詞の載せ方と単語のチョイスが素晴らしいことで、歌詞は合作になっとるので、どこまで太郎3が考えたのかわかりませんがそんな引き出しまで持っているなんてちょっと凄いなと感動しました。シングル扱いになっていないのが勿体無さすぎる程、素晴らしい曲なのであります。この1っ曲だけでも買う価値ありますからitunesでonly購入してみては如何でしょうか!?
オファーを受けているからには誇り高く、最高の仕事をするのがアベンズスタイル プロフェッショナルな仕事の流儀。
過去、ミッキーマウスマーチのカバーや木村カエラ嬢への楽曲提供、MAZDAのCMソングに、細かいところでは会場限定シングルや映画への楽曲提供(木幡ソロ)などがあり、そしてそして、この度発売されましたAMIAYAへの楽曲提供というのが、アベンズのオファー受けちゃいましたシリーズで。。。
それらの作品を通して共通して言えるのは、avengers in sci-fi“らしさ”を適度に出しつつ、オファー主側の要求・期待の更に上を行く作品をジャストに提供するのが、彼らが今まで成し得てきた功績でしょう。
何たって実はこういうことやらせたら抜群にセンスが良い、勘が良い。
馬鹿、何やってんだ、そんな他人への楽曲提供とかしている暇があるんならモット自分たちの芸を磨けよ馬鹿野郎、指詰めろやコノヤロー、と思う方もいらっしゃるかと思うのですがね、
たしかに現代のアーティスト方々はいろんな多才にやりますから、時に、それは違うんじゃあないの!?と私もそう思う部分はありますが、、ことアベンズにとってはこの楽曲提供的なスタイルは適度にやって欲しいと思うのです!!!
先生が我を忘れてラーメンプロデュースでもやり始めたら全力で止めさせなければなりませんがね・・・。
avengers in sci-fiとしてですね、、ね、avengers in sci-fi名義で、一作品を出すということは“消耗”だという意識があって、商品ライフサイクル・PPM的には一歩の老化であるというイメージで毎年毎年ポンポンポンポン作品が出れば、そりゃぁ我々ファンにとってはうれしい限りなんですが、、吸収して探して狙いを定めて排出するというアベンズのスタイルと思ってますから、そんな短期間で多様な音楽ができるわけないし彼らの将来を案じれば極私的な感覚では、あり得ないんですよ。。
ただ、どなたかからの有難いオファーを頂き楽曲提供するということであれば、avengers in sci-fiとしては出てこないであろう要素も混ぜつつ一度溜まっている表現力を吐き出して、一度リセットして次は更に上の新たな視点で作品を作れるというわけで、、要は成長になる気がするんですね。
オファーするならavengers in sci-fiで決まり!