ヱヴァンゲリオン Qを見てきました。巷では色々な感想が飛び交っていますが、私にはそんな印象でした。見ながら心が弾んでドキウキしました。
新しきに古きを入れる、そんなことを思いながらそういえば、
avengers in sci-fiっていうバンドの最高傑作DISC 4 THE SEASONSっていうアルバムにThe Planet Hopeっていう曲があるんですけどね、その曲の最後の方に過去に会場限定で発売したEl Planeta / Deathという曲の一節がそのまま引用されているんですね。最初にこの一節の引用を聴いた時にはなんて粋な演出なんだろうかと感動して本当に鳥肌立って止みませんでした。あんまりフューチャーされていませんが…。過去の曲の一節を引用するようなやり方は凄く好きですね。
知らぬが仏ってことがありますが、本当に楽しみな物に対しては事前に極力の情報を知りたくないと極私的には思います。知りたくなくてもあらゆる情報が不意に入ってきてしまうこの時代に、便利さと無念さを感じていますが。
宇多田ヒカルが主題曲を歌ってたり、先に述べたアベンズの粋な演出もそうですが、なるべくこういうことは我慢して情報を遮断して事前に知ることなく、そのまさかの瞬間が唐突に訪れた方がその感動は素晴らしくなるものと思いますし提供側の熱い思いもより伝わるものだと思います。だからこそ作品はなるべく生で見るべきなんですね。