音楽市場におけるマクロセールス学とミクロセールス学、、
音楽市場全体を巨視的に捉え、より多くの人の需要に応え理解され得る音楽を提供しようとするのがマクロセールス学であり、反対にあくまで自分達の好きな音楽を提供し気に入った人だけに聴いてもらえれば良いやというのがミクロセールス学であると極私的には考えています。どんな大口を叩いていてもおそらく99%の音楽家はマクロを攻めるかミクロで攻めるか常々に葛藤しているんだと私は思っているわけでございます。。
最近になって思うんですよ、気付いたんですがね、、avengers in sci-fiの『dynamo』っちゅう作品はね、このマクロ学とミクロ学との間での究極の大葛藤の中で生まれた作品なんじゃないかと。
まぁよくある定番はアルバムの中でマクロ的(シングル的な)曲を数曲入れて、ミクロ的(ちょっとマニアック)曲ありというのはひじょーーによく有るのですが、、これはねぇもはや流行らないと思うのですね、それはもはやつまらなくて
アルバムdynamoはですね、収録されてる全ての曲、一曲一曲の中にマクロ的部分とミクロ的部分両方を有していて、葛藤の中から彼らは生み出したんでしょうね曲中で両面がめくるめく表情を変えて表現されるという凄く面白みのある作品であると思うのです。私なんぞは、その面白さに凄くそそられるのわけで音楽史史上最高の作品だと思うのですが、聴く人にしてみればマクロ的な楽曲の無いインパクトの無い作品であったのかもしれませんね。
とここまで話してきたわけですが、、、avengers in sci-fiの最新2曲Sonic Firewoksとマホロワールド聞いて思うのは、マクロ・ミクロの葛藤なんてのはくだらないと。そんなんぶち破って俺たちが作った曲が世界中誰もが聞きたい音楽なんだよという自信に溢れた確信をビシビシと感じるんですね。黙ってたってこのぐらいの曲今ならできちゃうんだぜみたいな、、今までの楽曲に比べやっぱこの最新2曲の圧倒感はすごいんですよね!dynamoリリースからの十分なスパンは彼らにとって大正解だったんではないでしょうか。
次回アルバム製作を考えればこの2曲が既にあることで、、、日本投手陣に例えれば、これはもはや1チームに田中マー君とダルビッシュ有を獲得できたようなもんで、dynamo製作時とは違う、圧倒的有利に主導権を持ってアルバム作りができるんではないかと私は期待しています。。とりあえずはSonic Firewoksのカップリングがどんな曲になるのか楽しみですね♪
ミクロとマクロの葛藤の先に行きついたのが『マホロ』なんではないでしょうか。
この文章は勝手に私の中の空想を書いております。