バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンが、1993年 一度バスケを辞めてMLB(メジャーリーグベースボール)に挑戦したのは、2011年の今や、あぁそんなことあったねぇと思う程度でしょうが、、当時はNBAでブルズが“スリーピート”を達成した直後の突然の引退、MLB挑戦の発表にえぇぇぇそんな冗談ないっしょーーー!ジョーダンないっしょーーー!という感じの 規模は違いますが日本で同様を言えばsmap森君がオートレースに参戦した時のような、、 若者のteam sci-fiの皆3に例え話で分かり易く言うならば“木幡太郎がプロレス挑戦” “稲見喜彦が湘南乃風に加入” “長谷川正法が東進ハイスクールの講師に就任” するような信じられない冗談の様な話が現実に起こった話だったわけです。
ジョーダンのMLB挑戦ですが極私的な記憶から改めて思い起こしても、たしかマイナーリーグで似合わない野球のユニフォーム着て三振とエラーを繰返して、なんかバッシングも凄くて、泣かず飛ばずで結局NBAに戻ったんだよな〜という悪い印象しかなかったのですが。。本日TVにてマイナリーグ時代のジョーダンに密着した番組を見たのですが、改めて見たマイケル・ジョーダンの野球に挑戦する姿は、あんなに練習する選手は見たこと無いと言われるほど熱心で、昼過ぎにはグラウンドに来てコーチと共にバッティン練習し、次にピッチングマシーンで自主練習、その後通常のバッティング練習、それが終わるとまたコーチと共にバッティング練習 そして試合前にまた練習、そして試合が終わり記者からの質問に一通り答え終わると またバッティング練習をというのをマイナーリーグシーズン127試合に出場しながら続けていたそうです。当初は全く酷かったバッティングも徐々に通用するものとなり、まず直球に対応し、次に変化球に対応し、シーズンを通し以下の様な成績を残しました。特にシーズン後半の秋季リーグではメジャーリーグ昇格予定の投手を相手に打率.252を記録したそうです。あと2〜3年続ければ間違いなくメジャーに出場できたと当時のコーチが語っていました。
出場試合127試合 436打数 88安打 3本塁打 51打点 46得点 30盗塁
打率.202 出塁率.289 長打率.266 OPS.556
二塁打17 三塁打1 盗塁失敗18 四球51 三振114 併殺打4 死球4 犠打3 犠飛3
世界bPのアスリートが急にバスケを離れ野球をするなど軽率な行動だと思われますが、新しいことに挑戦しても自分はやれるという自信があってこその判断だったのでしょう。世間的には冗談な話を現実にしてしまう こんな格好良い話はありませんね。MLBのストライキにより退団せざる負えなくなったジョーダンは再びNBAに戻り、2度目のスリーピートを達成するわけです、フィル・ジャクソンは戻ってきてからの方がジョーダンは、よりチームに貢献し輝いていたと言います。
まぁ今日見たTVでも誇張された表現は多々あるのかと思いますが、、少なくとも私の記憶にあったジョーダンのMLB挑戦に関する記憶・印象・思いは全く間違ったものであったことがわかりました。人間の記憶なんてのは真実を把握していない、全くいい加減な場合が多々あります。
ですから今のavengers in sci-fiってのは未来を先取る本当に素晴らしいBANDである真実、そのことは決して忘れてはいけませんね。。
例えば地下鉄サリン事件で、被害を防ぐのに大きく貢献した救助に当たった方々一人一人の行動価値がどれだけ崇高であったかを私は忘れてしまっていたように、
メディアから受ける影響ってのは強烈で、時間が経てば経つほど報道される目立った輪郭だけが記憶に残り、実際にあった様々な出来事、それから感じた多くの感覚を忘れてしまいがちです、忘れてならないことは多々あります。